2012年08月24日

クワガタハゴロモモドキ


オオムラサキセンターでの想造昆虫お絵かき大会。優秀作品の立体標本化がやっとの事で終わりました。

苦戦しました。改めて虫の美しさ、それを真似る事の難しさを痛感しました。

さて。その立体化の元になった優秀作品!こちらです↓




















IMG_4043.JPG



一目見て、単純にとても綺麗だなと感じた作品です。

小学2,3年生くらいの女の子が描いていた作品です。蝶とクワガタという自分では作りそうにないデザインにも惹かれました。

元の作品に近づける様になるべく頑張ったのですが・・・完成品はこちらです↓















DSCF0822.JPG



DSCF0836.JPG





まず。クワガタのようなガッシリ系と蝶のような体が柔らかい系。この繋ぎ目をどうしようかと考えました。

結果、その中間くらいのバランスで、体はセミやカメムシを意識して作りました。

翅の脈も蝶ではなくセミを参考にしています。



DSCF0805.JPG



DSCF0794.JPG





そして、1番悩んだのがおしりの部分。

コピー 〜 IMG_4043.JPG



フワフワのうちわ状に見えます。これをどうしようかと。

参考になりそうな虫で、自分の候補にあがったのは「クジャクハゴロモ」、「ヨコズナサシガメ」。

結局ヨコズナサシガメの方を参考にしました。日本の身近な虫です。

結果こんな感じに。



DSCF0802.JPG





そしてハサミの部分。ツノが生えたハナムグリの様に飾り角の方が生物的に無理がない気がしますが、やっぱり動く大アゴが良いなぁという事で、顔はしっかりクワガタです。



DSCF0846.JPG



DSCF0803.JPG










完成してみると全体的に黒い虫になってしまいました。

でも自分の絵が立体になったという事で、喜んでくれると良いなぁ。

山梨県オオムラサキセンターにて展示。その後、優秀賞のプレゼントとして作者に送られます。

素敵な作品をありがとうございました。

その他作品を応募して下さったすべての方々、ありがとうございました。















       
posted by ハナムグリ at 15:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 想造昆虫

2011年03月30日

アオイロヨロイゼミ


臨時休業中に完成していた想造昆虫をやっとの事でご紹介です。

今回も新しい試みに挑戦しました。まずヤスリがけ等の仕上げをがんばりました。

そして最近覚えた塗装のテクニックも試したりしながら。最近はプラモデルの塗料コーナーを見ているのが楽しいです。

出来たのがこちらです↓





DSCF5792.JPG





機械っぽくてなかなか気に入っています。製作中に周りからは『ツノみたいな見せ場が無くて地味』なんて言われもしましたがとんでもない。渋い格好良さがあります。










DSCF5811.JPG





顔です。おでこの3つの点々や細い触角も付けました。目は透明感のある金色です。

色を塗り終えるまでなかなかイメージが固まらなかったのですがうまくまとまりました。

以下空想の文章になります。










DSCF5830.JPG

アオイロヨロイゼミ





分布:西テジュラス区

体長:42mm〜45mm

※写真はカラエラ産♂、44ミリ個体





羽がカブトムシの様に硬く発達しており普段は鎧のように身を守っている。

雄はビィビィと大きな音で鳴く。これは共鳴室からの振動を硬い前翅にも伝え、震わせる事によって出すヨロイゼミ特有の鳴き声である。

ヨロイゼミは他にも様々な種類が存在する。










       
posted by ハナムグリ at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 想造昆虫

2011年02月02日

クロスジオオテッコウ


新作の想造昆虫。日曜に仕上げて月曜日にはご紹介したかったのですがなかなか思うように進まず。

その間他の記事も書かずに没頭してしまいました。昨日の夜にようやく完成しました。

今回の虫は自分にとって転機になったような作品です。

ベースからのオリジナル度、生き物としてのリアル感、格好良さ。それぞれのバランスが良いかなと思っています。模様は少し派手ですが。

前脚をカブトムシの角のように使い、他の昆虫を投げるといった虫です。

大きな前脚に目がいきますが、気に入っているのはその前脚の付け根です。投げ飛ばす動作が出来る様な体の作りをデザインしました。

このテッコウ虫はシリーズにして他の種類も作って行きたいです。

以下空想の文章になります。











DSCF5419.JPG

クロスジオオテッコウ





分布:フナフル区

体長:69mm〜75mm

※写真はポーシャス産♂、71mm個体





胸の縞模様が特徴的な大型種。前脚が大きく発達している。

その前脚はとても力強く、どんな昆虫も投げ飛ばしてしまう。

翅は開かず飛ぶことは出来ない。

ポーシャスだけの固有種である。










               
posted by ハナムグリ at 14:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 想造昆虫

2010年09月03日

マキヅノカミキリ


5匹目のご紹介です。

この虫はカラーリングに1度失敗。なかなか苦労しました。

しかしそんな事が改めて塗装の勉強をする事に繋がりました。良い機会だったと思います。

イナゴの様な横に平たい足先、産毛が生えている様なカラーリングと色々と初の試みが多かった虫です。

標本を見ながら作ったのですが、カミキリムシはよく見るとなかなか悪い顔をしていました。

蟻やスズメバチの様な顔です。食べ物は違うのに不思議なものです。

以下空想の文章になります。











DSCF3527.JPG

マキヅノカミキリ





分布:西テジュラス区南部

体長:41mm〜50mm

※写真はカラエラ産♂、45mm個体



体色は灰色で雌雄ともに巻き角のように太く発達した触角が特徴。

その風貌から現地では「悪魔の使い」と呼ばれる事もある。

マキヅノカミキリの角は触覚としての機能をわずかに残すものの、動かす事は出来なくなっている。

身を守るためと考えられているがその用途は未だ不明である。










                 
posted by ハナムグリ at 12:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 想造昆虫

2010年08月21日

イッカクシコロカブト


4匹目のご紹介です。

昨日の深夜に完成しました。細かい部位の仕上げ方はまだ研究中なので作るたびに新たな発見があります。

少しずつ見栄え良く丈夫な作りになってきていると思います。

第1号の仕上げは一番の楽しい工程です。

組み上げて初めて見る全体像、着色すると見えてくる地道にやってきた細かい表情。

そういえばこんな所も彫ったなぁと思い返します。

しばらくは一番のお気に入りになりますね。

以下空想の文章になります。











DSCF3340.JPG

イッカクシコロカブト





分布:東テジュラス区南部〜リルー区北部

体長:68mm〜81mm   

※写真はティラエストル産♂、72mm個体



兜の部位である「しころ」からその名が付けられた。

胸部の大きな襟飾りと太く短い角が特徴。

光沢のある黒く大きな体は迫力があり、重戦車のような印象である。

雌には角も襟飾りも無く、同じ種類とは思えない程だ。










             





posted by ハナムグリ at 15:40| Comment(5) | TrackBack(0) | 想造昆虫

2010年08月06日

世界地図


今日は想造昆虫たちが住む惑星のご紹介です。

地球の昆虫とそっくりな虫がいるわけですから環境や生態系がそっくりなわけです。

そしてその惑星にも文明があり国が存在します。

文明を築いたのは人間のような哺乳類でしょうか。はたまた恐竜人間のような人達かも知れません。想像が膨らみます。











LucienaEn}.jpg

Luciena(ルシエナ)





地球によく似た惑星。緑が多く様々な生き物が生息している。

陸地は5つの区、28の国に分かれている。

「Luciena」は「蛍の背中」という意味を持つ。










          
posted by ハナムグリ at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 想造昆虫

2010年07月27日

モモホシハナムグリ

 
想造昆虫、3種類目のご紹介です。

早く新作を完成させなくてはもうストックがありません。

この想造昆虫は型をとっているので1種類原型を作ってしまえばその虫は量産が出来ます。

しかしその最初の原型を作るのに随分時間がかかってしまいます。

デザインはどんどん浮かぶのですが製作が追い付かずにもどかしい気持ちです。

以下空想の文章になります。











DSCF3209.JPG

モモホシハナムグリ





分布:リルー区北部   体長:29〜33mm

※写真はサニアエビナ産♂、31mm個体



リルー区北部の広い範囲にわたって生息し、雑木林などで見る事が出来る。

黒く光沢のある体で前足が長く、背中には雌雄ともに緑色をしたハート模様がある。










       
posted by ハナムグリ at 12:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 想造昆虫

2010年07月18日

カレハオオガマ


今日は想造昆虫の2匹目紹介です。

ここ何日かこの昆虫達が住む架空世界のデータ作りをしていました。

よく標本の横に原産地や採取した日?が書かれた紙が貼り付けてあるのですが

虫が架空のものなら実際の国名を書くのもなんだなぁと思い、架空の世界地図と国を作りました。

その地図に色づけをして、ここが熱帯でここが山脈で・・・とやっていたわけです。

そして出来上がった世界地図を何回も眺めて妄想してみたり、パソコンの壁紙にしてみたり。

嗚呼、早くイベントに出たい。

以下空想の文章になります。











DSCF3088.JPG

カレハオオガマ





分布:リルー区北部   体長:41〜53mm

※写真はキャンリア産♀、47mm個体



大きく発達した前足、三角形の体が特徴。

主に沼地などに住み、小魚などを捕らえてその体液を吸う。

泳ぎは遅く、枯葉に隠れて獲物を狙う。

羽は小さく退化しており飛ぶことは出来ない。

体色が緑色の亜種、ワカバオオガマも存在する。










     
posted by ハナムグリ at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 想造昆虫

2010年06月28日

ジャノメタテハカブト


さて今日は自分の作品を紹介しようと思います。

想像上の昆虫標本です。これはフィギュアと同じ様に造型で作ったものです。

架空の世界を感じ、楽しんで頂けたらと思います。

将来的には標本、写真、図鑑の販売などを予定しています。

これから本当に少しずつですがその過程をこのブログで紹介していこうと思っています。

以下空想の文章になります。










DSCF2905.JPG

ジャノメタテハカブト





分布:エルエル区北部   体長:46〜62mm

※写真はベルモズ産♂、59mm個体



オスの胸には目玉模様のトサカの様な突起がある。

模様の色は生息地によって黄色〜オレンジ色の個体が確認されており、

求愛行動や外敵から身を守るために役立っているとおもわれる。










        







posted by ハナムグリ at 19:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 想造昆虫