オオムラサキセンターでの想造昆虫お絵かき大会。優秀作品の立体標本化がやっとの事で終わりました。
苦戦しました。改めて虫の美しさ、それを真似る事の難しさを痛感しました。
さて。その立体化の元になった優秀作品!こちらです↓
一目見て、単純にとても綺麗だなと感じた作品です。
小学2,3年生くらいの女の子が描いていた作品です。蝶とクワガタという自分では作りそうにないデザインにも惹かれました。
元の作品に近づける様になるべく頑張ったのですが・・・完成品はこちらです↓
まず。クワガタのようなガッシリ系と蝶のような体が柔らかい系。この繋ぎ目をどうしようかと考えました。
結果、その中間くらいのバランスで、体はセミやカメムシを意識して作りました。
翅の脈も蝶ではなくセミを参考にしています。
そして、1番悩んだのがおしりの部分。
フワフワのうちわ状に見えます。これをどうしようかと。
参考になりそうな虫で、自分の候補にあがったのは「クジャクハゴロモ」、「ヨコズナサシガメ」。
結局ヨコズナサシガメの方を参考にしました。日本の身近な虫です。
結果こんな感じに。
そしてハサミの部分。ツノが生えたハナムグリの様に飾り角の方が生物的に無理がない気がしますが、やっぱり動く大アゴが良いなぁという事で、顔はしっかりクワガタです。
完成してみると全体的に黒い虫になってしまいました。
でも自分の絵が立体になったという事で、喜んでくれると良いなぁ。
山梨県オオムラサキセンターにて展示。その後、優秀賞のプレゼントとして作者に送られます。
素敵な作品をありがとうございました。
その他作品を応募して下さったすべての方々、ありがとうございました。