焼き物のアクセサリー。
オリジナルの釉薬作り。第一回目のテスト焼成をしてみました。今作ろうとしているのは宝石のようにキラキラする釉薬。光の当たり方によって様々に色を変える遊色効果を目指しています。
大先輩からの有り難い助言と、付け焼刃の知識を元に焼成した31種類のテストピース。
窯を開けてガッカリ。狙った色が出ているものはほぼありませんでした。焼き方が不味かったな…。
しかしこの失敗したピースから成功へのカギを見つけるべく、気を取り直して答え合わせをします。
釉薬の調合メモを見ながら、ルーペで1つ1つじっくり観察をしていきます。
理想の釉薬は出来なかったけれど、学び取る事が沢山あって、これはとても面白い!
そんな中で見つけました、小さな成功!
一見すると地味なメタリック色ですが…

光が強く当たっている所をよくよく見てみると…
綺麗な遊色効果!
もう1つ。こちらも地味な色ですが…

白い点に見える小さな結晶。これに光を当ててルーペで覗くと…
遊色結晶!これこれ!
まるで砂金採りをしているような、宝探しの気分。
どれも肉眼では確認出来ない程控えめなので、まだまだ作品に使えるレベルではありませんが、成功へのカギを見つけた気がしました。
調合や焼成の仕方などを工夫して何とか仕上げたい。オリジナル釉薬作りの話でした。
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